休息の必要性

渋谷のABOUT LIFE COFFEE BREWERS にて12/14(土)から12/22(日)の9日間、インディペンデントマガジン「a quiet day」がキュレーションした企画フェアを開催するのに合わせて、最新号のマガジン a queit day ISSUE 2019 Octoberのインタビューでも「休息の必要性」について考えてみています。

 

フィンランドのフィスカルス村で活躍する家具デザイナーのAntrei Hartikainenは、ハンドメイドの木彫りのテクニックを軸に、光と影をデザインして作品を作っていきます。

- 休息を取ることってどのように考えている?

 あなたが自分の日々のルーティーンを休むことが出来ると、それは本当に効果的なことだよね。そしてそれは、いつものあなたの考えを明確なものにして、心がフレッシュになるだろうね。日常の環境や考え方からある程度の距離を取ることは、新しい視点を与えることが出来るんだ。

 

 

 

デンマークの家具デザイナーのChris Liljenberg Halstrømは、デザインをする際にまず「言葉」から考えていくそうです。そんな彼女のインスピレーションの元は日本のデザイン哲学にあるそうです。

- 休息についてはどう考えている?

 休息をとることは、過去のアイデアを吸い込み、他のアイデアとの繋がりを作り、新しい解決策を生み出すために非常に重要よ。休息は些細なことをすることによって、作り出すことが出来るわね。例えば、皿洗い、車の運転、シャワーなどといったように、普段のストレスや問題に集中することを忘れて、効果的に考えるための良いコンディションの時なのかもね。でも、苛立たしく困難なことがあった時でも敢えて休まずにクリエイティブなモードに留まっておくことも重要よ。

 

フィンランドのハンドメイドの陶芸家Leena Kuohiaは、元々雑誌などのインテリアスタイリストとしてキャリアを重ねていましたが、新たな挑戦のため一念発起して陶芸をスタートさせました。彼女は日々、「手から学ぶこと」を考えているそうです。

-  休息を取ることってどのように考えている?

 ああ、私はこれが苦手。仕事がとても楽しくて、この5年間とても忙しくて、そんなに休憩を取ってないのよ。フィンランドではかなり長い夏休みがあるのだけれど、その気になれないわ。私は自分のリズムを保ち、朝は遅く、その後は夕方まで仕事で満たされた効果的な日にしたいと思っているの。全然疲れた感じがしないわ。

 だけど、実りあるクリエイティブの源泉として休憩を考えているのであれば、それは人生に不可欠なものよ。仕事に新しいエネルギーやアイデアを取り入れるために、今までやってきたことから目を離す必要があるの。空のボウルじゃないと何かをすくうことは出来ないわ。

 

デンマークのsur le cheminのオーナーKjetil Aasは、服を着慣れた頃にフィットしスタイルが作られていくようなデザインや素材選びをしています。彼のデザイン哲学は、消費社会の次の予感を感じさせてくれます。

- 休息を取ることについてのKjetilの考えを教えて。

 今、日常生活でのちょっとした休憩は、僕にとってはとても重要だよ。何もしなくても、本を読んだり、コンピューターゲームを出来るような小さな瞬間は特にね。僕は10時間、12時間やそれ以上働くなんてことを信じてないんだ。遅くまで仕事をして出来たコレクションは決して最高じゃないよ。もちろん、もう少しシャツを描けるかもしれないけれど。でもそんなシャツは、果たして“いい”ものなのかね?逆に午後、家に帰って、翌日もう一度見返すといい仕事になるだろうね。

 個人的には、自分の人生にスローな時間を持ち込むことが大切なんだ。平日も休日も週末も関係なしでね。

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Pop up 「Taking a Break」

期間:2019年12月14日() − 12月22日(日)
時間:9:00 〜 19:00 
場所:ABOUT LIFE COFFEE BREWERS(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目19−8

主催:ABOUT LIFE COFFEE BREWERS
企画:a quiet day(岩井 謙介)


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