Jacob Kampp Berliner - Act local, Think global - Vol.2 日常とインスピレーション

コペンハーゲンで注目を集めている1階がカフェで2階が一組だけ宿泊できるホテルの「CENTRAL HOTEL & CAFÉ 」をはじめ、「GRANOLA」アパレルブランド「SOULLAND」、レコードレーベル「FAKE DIAMOND RECORDS」やスウェーデンのストックホルムのアートギャラリー「GALLERY STEINSLAND BERLINER」などを仕掛けているJACOB KAMPP BERLINER。
今コペンハーゲンで一番面白いソーシャルアントレプレナーの彼に話を聞いてみた。

- Act local, Think global - Vol.1:カフェとローカル
- Act local, Think global - Vol.2:日常とインスピレーション
- Act local, Think global - Vol.3:原点とコミュニティ

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- 最近スタートさせたプロジェクトでもあるGASOLINE GRILLのコンセプトって何ですか?
 僕らは長い間バーガーショップを開けるいい場所を探していたんだ。だから数年前に古いUPSのトラックをフードカート用に買ったのだけれど、リノベーションも本当にやったことがなかったんだ。それとクールじゃない古いガソリンスタンドもどうしたらいいのか迷っていたから、まず、ガゾリンスタンドをそのバーガーショップの場所として決めたんだよ。
コペンハーゲンにはたくさんとバーガーショップはあるんだけど、僕らが最初から望んでいたことは、品質のよい「肉」「野菜」そして「バーガーバンズ」だったんだ。だからその日に材料を仕入れたものを使っているよ。
 オーガニックの野菜は地元から。スペシャルな”GASOLINE SAUCE”は小さなソース会社から。そしてバーガーバンズは毎晩焼いている。
GASOLINE GRILLはシンプルに最高の食材を使ったグリルフードのポジションだね。

- 本当に色々やっているよね。なぜ様々なフィールドでチャレンジするの?あなたを突き動かすものは何ですか?
 僕は大変だったり、最初から困難な状況というプロジェクトが好きなんだ。困難なプロジェクトを成功させるために、クリエイティブにならざるを得ない状況というものに惹かれるのだと思う。あと、僕らの全てのプロジェクトは「人」が本当に重要なんだ。自分をインスパイアしてくれる人と働くのが好きだし、そういったことは毎日を違ったものにしてくれると思う。

- そんなJacobから見て、一番興味深い都市はどこだと思う?
 やっぱりコペンハーゲンかな。コペンハーゲンを自転車で回るのが最高さ。この街は自転車に本当に適している街さ。この街のいろんな場所を見て回るのが大好きなんだ。たとえば夏にはクリスチャニア、といった感じでね。

- なるほど、そこもローカルなんだね。最近は北欧のライフスタイルが世界から注目を集めているけれど、それについてはどう思う?
 北欧には過去100年くらいかけて発達していった何かファンタスティックなものがあると思う。民主的な価値観を維持しながらもそこに住む人々を丁寧に扱う、ローカルな強いつながりが発達して、それが今の北欧のデザインのベースに多大な影響を与えたと言えると思う。日本と北欧での共通点もたくさんあると思うよ。デザインにおける正直さやシンプルさとかね。

- じゃあそんな日常からインスピレーションを受けている訳だ。
 僕の彼女、娘、友人たち、旅、本などすべての物事からインスピレーションを受けるよ。まずアイディアが浮かんで、それについて考えて、さらに熟考を重ねて、そのプロジェクトのインスピレーションとなるようなものを探求する。そして可能性があるビジネスパートナーやコラボレーターを探す。そのプロセスの間にもともとあったアイディアは形を柔軟に変えていくんだ。唯一不変なのはビジネスプランや予算から入らないということ。アイディアと、ファンタジー、そして自分の直感を信じるんだ。

- あなたにとっての“A QUIET DAY”は?
 娘とプレイグランドに行く「オフ」の時間や、スウェーデンの海沿いにあって自然にかこまれていて、「そこいる」ということ意外することがない何からも離れたサマーハウスにいくと、"A QUIET DAY"を感じるよ。

Vol.3に続く

こちらの内容はa quiet day Season2の掲載インタビューを再編集しています。

 

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