Jacob Kampp Berliner - Act local, Think global - Vol.3 原点とコミュニティ

コペンハーゲンで注目を集めている1階がカフェで2階が一組だけ宿泊できるホテルの「CENTRAL HOTEL & CAFÉ 」をはじめ、「GRANOLA」アパレルブランド「SOULLAND」、レコードレーベル「FAKE DIAMOND RECORDS」やスウェーデンのストックホルムのアートギャラリー「GALLERY STEINSLAND BERLINER」などを仕掛けているJACOB KAMPP BERLINER。
今コペンハーゲンで一番面白いソーシャルアントレプレナーの彼に話を聞いてみた。

- Act local, Think global - Vol.1:カフェとローカル
- Act local, Think global - Vol.2:日常とインスピレーション
- Act local, Think global - Vol.3:原点とコミュニティ

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 僕のフィロソフィーは、育ったローカルな場所にあったいくつかのヒッピーステッカーからインスパイアされていているんだ。それには、「Act Local, Think Global」とあってね。僕はそのステッカーについて、ニューヨークにいた2000年のはじめ頃まで、ほとんど忘れていてね。そんな時、あるやつがビジネスで新しいローカルをつくりたいと僕に言ったんだ。とても勇敢なやつだと思ったことを覚えてるな。当時、僕はその日暮らしの退屈な仕事をしていて、つまらないやつと働いたりで、そいつのために働くことは意味をなさないと理解したよ。だから、何かを学ぶことができる人や何か気づきを与えてくれる人と一緒に働きたいと思ったんだ。それで、僕は最初のビジネスを始めようとした時には、もうすでに3つのルールを決めていたんだ。

1)バカで退屈なやつとは仕事をしたくない
2)一緒に働く人たちは、ある意味、大家族なような感じで、お互いを大事にして、純粋にいい仕事を互いにする
3)ビジネスはローカルの仲間を作る一部であるべきで、それらの要素を含んでいるはずなんだ。

 これらのルールをすべて合わせて、それ以来、自分のローカルをつくろうと頑張っているんだ。そして、できる限りローカルにビジネスを起こしながらも、世界に向けてオープンマインド持ち、グローバルな視点で考えて、アクションを起こしているね。ローカルは本当に”ローカルな近所”という意味合いになりうるけど、僕にとってはもっとより大きくもなりうると思うんだ。地図上で特定する必要もないしね。それは別のローカルになるのかもしれないけど、あなたがいるエリアのために純粋に何かしているよね。

 大家族のためにということは、世界中の人々になるということ。バーチャルではなくフィジカルとして繋がれる人々だね。最初に世界一小さなコーヒーショップというとこで"Verdens mindset kaffebar"をオープンして、そこがすぐにローカルのコミュニティハウスになって多くの人たちに出会ったよ。それ以来、僕は好きな人たちとビジネスを作り続けているね。アイデアはビジネスだけでなく、世界にいいものを何かもたらしてくれるんじゃないかな。


 僕がやっている会社は様々で直接的な繋がりは通常はないんだけど、それらは同じコミュニティの一部になっているよ。つまり、それらはそれぞれのアイデンティティを作り上げて自立しているけれど、困った時に頼りになるし、助けてくれるよ。"Verdens mindset kaffebar"はCentral Hotel & Caféに今は変わり、その角にはSoullandのフラッグシップストアーが出来て、道路を挟んだ反対側にはSoullandのショールームとオフィスもある。道を下るとCafé Granolaも。レコードレーベルのFake Diamond Recordsはもう一つのレコードレーベルと合併して別の場所に移ってしまったんだけどね。コペンハーゲンの別のエリアには、カフェはCafe PixieにCafe Taxa、 Cafe Auto、レストランはOlsen + 3やバーガーショップのGasoline Grill、さらにスウェーデンには、アートギャラリーのGallery Steinsland Belinerもあるんだ。

 あなたのビジネスの周りにコミュニティを持つことは、ビジネスをより強くすることだけでなく、他の人がそこから飛び出して自分のビジネスを始めるのを手助けるんだ。コミュニティは家族を持つようなものだな。たくさんのエネルギーをそこに費やさなくてはいけないけど、同時にエネルギーもまた返ってくるさ。

こちらの内容はa quiet day Season5の掲載コラムを再編集しています。

 

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