KNEIP - Explore the material - Vol.1 ものづくりへの姿勢

「今日来れる?旅の中忙しいかもしれないけど、よろしくね!」
そう連絡が届いたのは、こちらから連絡してから、しばらくたった後だった。

KNEIPというクラフツマンコンビのものづくりは、例えば金属の素材を酸化させて色付けしたりと、探求と実験の中から生まれる。

急いで彼らのワークショップに向かうと、「少し散らかっているけど、ごめんね。」と言われ実際見てみると、いや、少しどころではなく、かなり散らかっていた。けれど同時に、彼らの「金属」の素材に対する探求心が生み出す、自然現象を元にした美しいアーツアンドクラフトは、彼ら自身の生きかたなのだと感じた。この散らかったワークショップを含めて。

KNEIP - Explore the material - Vol.1  ものづくりへの姿勢
KNEIP - Explore the material - Vol.2  素材への探求心

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- KNEIPがどんな感じで始まったか教えてもらえる?

 僕らは約9年前に学校で出会ったんだよね。学びながら仕事をしていたりしていたね。始めた当時は、4人の男たちでStrekというチームを作ってノルウェーと海外でエキシビジョンをやったんだよ。そして5年前、僕は彼らと別れてね。Stianと一緒に何かをしたいと思ってさ。で、KNEIPを始めたんだ。 名前はStianがKnep(ノルウェー語でトリック)を読み間違えた時にできたね。 KNEIPは、例えばノルウェーのチープでごくありふれたパンのようなものかな。 僕らは自然な名前をつけたくてさ。それが合っていると感じたんだ。少しユーモラスな感じもあるしね。

- 何かを作る時にどこからインスピレーションを受けているの?

 うーん。場合によるかな。 時には、街の中の自然で、時にはスタジオ、地下鉄、仕事場からの帰り道、世界中を旅する中での自然や歴史を感じるミュージアムや、幾何学的な形、科学やエレクトロニクスなんかもインスピレーションの源かな。

- 伝統的なことと新しいことの関係性については、どう考えている?

 何か創造する時のプロセスの中で伝統についてはあまり考えてはいないんだけど、手を動かしてオブジェクトを作る時には、多くの古いクラフトの技術を使うかな。 そうすれば、古いものと新しいものとの出会いが得られるよね。

Vol.2に続く

こちらの内容はa quiet day Season7の掲載インタビューを再編集しています。 

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