Oh Oak

陶芸が古くから盛んなデンマークの島、ボーンホルム島で活躍するセラミックアーティスト/クラフツマンが立ち上げたブランドOh Oak。
Oh Oakの作家でもあるSarah Oakmanは2004年にデンマークの生涯学習システムのホルケホイスコーレに通い、陶芸をスタートさせる。

2012年にThe Royal Danish Academy of Fine Arts School of Design(デンマーク王立美術院)のBornholm校で本格的に陶芸を学び、在学中の2015年に自身の名前Sarah Oakmanと、自分のプロダクトを手にした人のリアクションが「Oh!」と驚くようなものを作るという意味も込めて「Oh Oak」というセラミックブランドを立ち上げる。


現在では、ボーンホルム島の豊かな自然の色合いやテクスチャーをプロダクトに反映させた特徴的なプロダクトラインNexøシリーズやNordlandシリーズなどが人気でデンマーク各地のレストランでも彼女のプロダクトを使っている。

また、a quiet dayがOh OakとデンマークのコーヒーロースターProlog Coffee Barを繋いで一緒に製作したProlog cupなど日本の感覚にも通じるプロダクトを近年チカラを入れて製作している。

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- プロダクトでどんなことをみんなに伝えたいの?

陶芸をやる上で一番大切なのは、人と人の心を通わせるプロダクトを作ることよ。
私にとって大切なのは、人が楽しんで気にかけてくれるものを作ることなの。
あなたが何かをとても大切にしたり、これらのものがあなたの感覚や感情に触れた時に、再びそれを大事にしたりする連鎖が起こるわよ。

それは一生か、それ以上何世代にも渡って続き、受け継がれることができるようになるわね。そんな想いも一緒に!

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プロダクトの魅力

Oh Oakのプロダクトの魅力として、「機能美」が挙げられる。

Oh Oakを主宰するSarah Oakmanが語るように、自然からのインスピレーションを表現し、次にそれを手にする人たちが新たなインスピレーションが湧くようにと、クリエイティビティの連鎖を促すというデザイナーとしての意志と合わせて、日常生活で長く使っていけるモノを作るという機能性にも配慮したクラフトマンの視点も持ち合わせていることが、「機能美」を体現する要素にもなっている。

それらの要素を支えているのがクラフトマンとしての釉薬技術の探究とその表現の幅広さであろう。2018年から2019年にかけては、自身も卒業したデンマーク王立美術院の陶芸コースでも教鞭を取るほど評価を受けているこの釉薬表現を裏付ける活動が自身の名前Sarah Oakmanで行なっているアートプロジェクトだ。その作品群を見てもらうと、異なる形や質感の釉薬表現がなされており、このアートプロジェクトでの釉薬表現をOh Oakとしてのモノづくりにも多分にフィードバックし活用している。

これらのデザイナーとしての意志とクラフトマンとしての技術の探究の姿勢が形となり、日常生活に彩りを加えてくれている。